
現在転職を考えているが、転職回数が多いと採用の時に不利になるのではないかと不安です。転職回数が多くても転職成功するにはどうしたらいいのか教えて欲しい。
という方はいませんか?
少し前までは、定年まで同じ会社に勤めるということも多くありましたが、最近では転職することは珍しいことではなく、複数回の転職を経験している方も多くなってきています。
しかし、転職回数が多いと、転職の際にマイナスのイメージを持たれるのではないかと不安に思う方もいると思います。
この記事では、
- 転職回数が多いのは不利?それでも採用されるケースとは?
- 転職回数が多い場合の転職成功のポイント3つ
について解説していきたいと思います。
年代別の転職回数の平均は?
引用元:リクナビNEXT
転職サイトのリクナビNEXTが2017年に実施した調査によると、20代の76%が「転職の経験がない」という結果でした。
しかし、30代になると半数以上が転職を経験していて、1~2回が平均的というのが分かります。
企業は採用する上で転職回数を気にする?
企業が転職回数で気にするのは「3回目から」が最も多いようですが、転職回数よりも各職場での在籍期間を気にするという企業も多いようです。
また、転職の理由がしっかりとしているのであれば、転職の回数が多くても採用に至る場合もあります。
転職回数が多いのは不利?それでも採用されるケースとは?
転職回数が多くても採用されるケースとしては、以下のようなことが考えられます。
- 転職の理由が、会社の倒産や業務縮小によるもの
- 会社側が欲しいスキルを持っている場合
- 前職と同じ職種で即戦力になる場合
企業が見ているのは転職の回数だけではなく、前職での勤務年数やスキルなど総合的に見て判断しています。
また、職種によっては、スキルアップなどを目的にして転職しているのであれば、単純に転職回数だけで判断されない場合もあります。
転職回数が多い場合の転職成功のポイント3つ
転職回数が多い場合、転職を成功させるためにはどうすればいいのでしょうか?
転職成功のポイントは、主に以下の3つです。
- 転職回数の多さを気にしない業界や企業を狙う
- 職務経歴書の書き方を工夫する
- それまでの経験やスキルをしっかりアピールする
では、ひとつずつ見ていきましょう。
転職回数の多さを気にしない業界や企業を狙う
転職の回数が多い場合は、「転職回数を気にしない業界や企業」を狙うのも1つの方法です。
「転職回数を気にしない業界や企業」とは、IT業界やベンチャー企業などがあり、このような会社はその人の能力やキャリアを重視して採用してくれる場合があります。
こういった業界や企業を狙うことで、転職回数に関係なく転職が成功する可能性は高くなります。
職務経歴書の書き方を工夫する
これまでのキャリアで身についた知識や経験は、転職の際の良いアピールポイントになります。
そのため、職務経歴書を書く際には、ただ経歴を記載するのではなく、今までの経験から培ったスキルや得意分野など、自分のアピールポイントをしっかりと明記するようにしましょう。
それまでの経験やスキルをしっかりアピールする
面接では、今後のキャリアプランを明確にしておき、スキルアップのための前向きな転職だということをしっかりと伝えられるようにしておきましょう。
自分にはどのような能力やスキルがあり、会社でどう活かすことができるのかアピールすることで、能力やスキルを高く評価してもらうことができます。
転職回数の多さを気にするよりも、会社に貢献できる経験やスキルをしっかり伝えることに力を入れましょう。
転職回数が多いなら転職エージェントの利用がおすすめ
転職回数は少ない方が有利ではありますが、転職回数が多い場合には提出書類や面接対策など、事前準備を万全にしておく必要があります。
しかし、その対策を自分一人で行うのは非常に大変ですので、そのような場合には転職エージェントを利用するのがおすすめです。
転職エージェントは転職のプロであるキャリアアドバイザーのサポートを受けながら転職活動を進めることができるので、転職回数が多い方の強い味方になってくれます。
提出書類の添削や面接対策などもしっかりサポートしてくれるので、ぜひエージェントサービスを活用して転職成功を目指しましょう。
