
音声配信が注目されているけど、どうやって稼ぐんだろう?興味はあるけど、どうやって始めるのか分からない…やり方を教えて欲しいな。
という方はいませんか?
最近よく耳にするようになった「音声メディア」。
少し前までは音声メディアと言ったらラジオでしたが、現在ではインターネットを使って個人で音声配信できるようになりました。
音声配信は、YouTubeのように顔を出して配信をしたり、大変な編集作業をする必要がないため誰でもチャレンジがしやすいというメリットがあります。
今後、音声市場は伸びていくと予想されていますので、音声配信で稼ぎたいと思っているのであれば、今のうちから参入しておくのがオススメです。
この記事では、「音声メディアで稼ぐ方法」の解説と、「音声配信サービス6社の機能」について比較していきます。
音声メディアとは
音声メディアとは、インターネット上で音声を配信するサービスのことです。
アプリや各プラットフォームから聴くことができ、ニュースや語学、コメディやゲームなど、さまざまなジャンルがあります。
日本での認知度はまだ低いですが、アメリカでは人口の55%がポッドキャストを聴いているといわれており、今後は日本での音声市場も大きく伸びていくことが予想されています。
引用元:株式会社デジタルインファクト
株式会社デジタルインファクトの調査によると、2025年のデジタル音声広告市場規模は420億円になると予想されているので、参入するなら早いほうがいいかもしれません。
人によっては文章を読むのが苦手という方もいると思いますが、聴いてるだけで効率よく知識や情報が学べるのですごく便利ですよね。
有名インフルエンサーも注目する音声コンテンツ
今年に入り、多くの有名インフルエンサーの皆さんも音声コンテンツ市場に注目しており、すでに参入されていますね。
Podcastの伸びがほんと〜に順調……。特に何かテコ入れしているわけではなく、淡々と配信を続けているだけです。市場全体が伸びてるんでしょうね。
2021年は音声コンテンツ市場が一気に花開きそう。 pic.twitter.com/dQHJ9plN12— イケハヤ@仮想通貨大好き (@IHayato) November 19, 2020
おはようバンコク🌞
トレンドに関するニュースです。🔽年商8億円の西野亮廣が狙う次なるビジネス「音声」にSNSが沸騰https://t.co/H0a0YjtuL8
キンコン西野さんが「次に狙うのは、音声です」と宣言したので、マーケットが盛り上がりそうですね。僕も賛成です。しかし1〜2年は、稼げない覚悟が必須
— マナブ@バンコク (@manabubannai) November 13, 2020
最近注目されている「ポッドキャスト」も音声メディアのひとつで、家事や筋トレなどをしながら聴くことができるという利便性から、今後のビジネスチャンスも広がっていくのではないかと思います。
音声メディアの配信方法
音声メディアを配信するには、以下のような方法があります。
- ポッドキャスト
- 音声配信サービス
ポッドキャスト
ポッドキャストとは、インターネットを通して音声や動画を公開することができるサービスです。
音声データをアップロードするには、「Anchor」「Radiotalk」「himalaya」などのアプリを使うことで配信することができます。
そして、配信したコンテンツは様々なポッドキャスト系のアプリで聴くことができます。
主なポッドキャストアプリApplePodcasts、GooglePodcast、Spotify、Anchor、Radiotalk、himalaya など
音声配信サービス
音声配信サービスとは、スマホで音声を収録して配信、聴取することができるサービスです。
代表的なものとして、「Voicy」「Stand.fm」「REC」などが有名です。
各プラットフォームによってデザイン性や機能がちがうので、自分の好みにマッチしたサービスを選ぶといいですね。
音声メディアで稼ぐための5つの方法
音声配信メディアの利用者増加に伴って、音声広告や投げ銭など、収益を得るための機能なども登場しており、新しい稼ぎ方が広がっています。
ここでは、音声メディアで収益化するための方法について紹介していきます。
1:スポンサーの募集
1つ目は、スポンサーを募集して広告料を得るという方法です。
配信やSNSを通してスポンサーを募集して、番組内でスポンサー企業やサービスの宣伝を行うというものです。
ただし、ある程度のリスナー数がいる人気のチャンネルじゃないと、スポンサーが付かないという欠点があります。
2:有料コンテンツを配信
有料コンテンツとは、たとえば「バックナンバーの有料配信」だったり、「限定コンテンツを提供」するなどの方法があります。
最近では、リスナー課金機能によって有料配信を行っている配信メディアもあるので、このような収益化機能を設定している配信メディアを使ってみるといいでしょう。
3:寄付や投げ銭
最近では、YouTubeのライブ配信で投げ銭をすることもよく見られるようになりましたよね。
ライブ配信で多くのリスナーを集められるようになると、収益を伸ばすこともできるようになります。
寄付や投げ銭をお願いするには、リスナーとの信頼関係の構築や、有益なコンテンツの配信を心がけましょう。
4:アフィリエイト
音声配信のリスナーに対して、自分のブログやサイトを紹介するという導線をつくり、収益化するという方法です。
もし、自分でブログやサイトを運営しているという方には、とても相性がいいやり方です。
その際には、配信内容とブログ内容に関連性を持たせることで、収益に結びつきやすくなります。

5:YouTubeにアップロード
最後は、音声メディアで配信した内容をYouTubeに転用し、広告収入を得るという方法です。
YouTubeのパートナープログラムに申請して承認される必要がありますが、すでにYouTubeで収益化しているのであれば、さらなる収益化が期待できます。
音声配信メディアの特徴比較【おすすめ6選】
ここでは、音声メディアの中でも特に人気のメディア6社の特徴を比較していきます。
比較するのは、
- 収益化できる機能があるか
- ライブ配信の機能の有無
- 各音声メディアの特徴
この3点について見ていきます。(※2020年11月時点の情報)
名称 | 収益化 | ライブ機能 | 特徴 |
---|---|---|---|
Anchor | 未対応 (アメリカのみ対応) | × | Spotify傘下 録音公開後の編集可 |
Radiotalk | 配信に対する投げ銭あり | 〇 | 5人までコラボ収録可 アナリティクス機能 |
himalaya | 有料配信 (一定フォロワーが必要) | × | アクセス分析機能 |
Voicy | 企業スポンサー リスナー課金あり | × | 配信者の審査あり |
Stand.fm | ライブ配信で投げ銭あり | 〇 | コラボ機能 デザイン性が高い |
REC. | 未対応 | × | UUUM提供音声メディア 予約投稿機能 |
では、以下で詳しく見ていきましょう。
Anchor
Anchorは、Spotify傘下の音声メディアです。
BGMや効果音の種類がたくさんあり、配信公開後に編集ができるという特徴があります。
さまざまなプラットフォームに対応しているため、多くの方に聴いてもらえる可能性がありますが、Anchorは現時点では収益化に対応していません。
Radiotalk
Radiotalkとは、Podcastなどのプラットフォームに自動配信ができる音声メディアです。
従来の「収録型」の配信のほかに、新たにリスナーとリアルタイムでコミュニケーションが取れる「ライブ配信」機能が利用できるようになりました。
リモートでゲストを招待して収録をしたり、データの分析などの機能を利用することもできます。
himalaya
himalayaは、中国で5億人以上のユーザーが利用している音声メディアの日本版サービスです。
2019年5月からは有料コンテンツの配信も開始しており、収益化を狙いたい方におすすめのサービスです。(審査あり)
ビジネスや教育、エンタメやオーディオブックなど、さまざまなコンテンツが配信されています。
Voicy
Voicyは、多くの著名人やインフルエンサーが配信をしている音声メディアです。
ビジネス系などの学べるコンテンツが多く、専門性があるものが多いという印象です。
Voicyは審査制になっているため、コンテンツのクオリティが高いというのが特徴です。
Stand.fm
Stand.fmは、元MERYの創業者が立ち上げた音声メディアです。
さまざまある音声メディアの中でも特にデザイン性が高く、ライブ配信での投げ銭機能による収益化も可能です。
「レター機能」によって届いたメッセージは、SNSを通して返事をシェアすることができるため、集客アップも狙えます。
REC.
REC.は、人気YouTuberが所属するUUUM(株)が提供している音声メディアです。
スマホひとつで簡単に音声配信ができますが、現時点では収益化には対応していません。
唯一、予約投稿や音声データのアップロードに対応しているプラットフォームです。
まとめ
以上で、音声メディアで稼ぐ方法についての解説と、音声配信サービス6社の機能について比較していきました。
今後、日本での音声市場は大きく伸びていくことが予想されていますので、チャレンジしてみたい方は早めに参入してみるといいかもしれませんね。
各音声メディアの内容が健康されたときには、随時更新していきたいと思います。